最近は一般的になりつつあるアロマテラピーとはいったいどういうものなのでしょうか。アロマテラピーとは、木や花など天然の植物から加熱・蒸留などのいくつもの工程をへて抽出された植物のエッセンスを使用し、人のからだやこころへのケアを行うものです。植物のエッセンスはアロマエッセンシャルオイルと呼ばれ、エッセンスが凝縮されたとても香りの高いものです。そしてからだのいろいろな機能や不快な症状にはたらきかけるとともに、心身の健康やリラックスにも大いに役立つものです。
臭いを感じる鼻という器官は脳に近く、香りをキャッチしてから伝達されるまでの時間が早く、即効性のある療法ですが、だからといって副作用があるわけではないのも魅力のひとつです。西洋医学の考え方では、悪い菌を殺す、抑制する薬を投与しますが、アロマテラピーでは、よい菌も殺さないように、心身の機能を高めていくことを目的にしますので、漢方薬の考え方とすこし似ている点があるかもしれません。たとえば、アロマでインフルエンザの菌をころすことはできません。西洋の薬ではタミフルをはじめとした特効薬がありますがこういったものに対抗するすべはなく、のどの痛みや解熱を助けるのに効能のあるアロマを使う程度のものです。しかし、インフルエンザの予防接種を受け続けたり、発症すれば薬を飲んで・・・ということを続けるのは本当に得策なのでしょうか。本当は、まず、病原菌に負けないからだ作りや、予防の知恵を身につけることのほうが長い眼で見ればよいことのように思えます。普段から雑菌を防ぐような、科学的手法をとらない生活習慣があればいいと思うのです。
それにはやはりアロマの手法が一番なのではないでしょうか。ティートリーやユーカリなどで掃除やうがいなどで雑菌をよせつけない生活をする。体をひやしたり痛めつけたりしないカモミールやローズヒップなどの飲み物を飲む、そういった生活習慣を通して植物や自然を愛し、協調、共存できるくらしを考えていくことで、心身の健康を得られるのではないか、それがアロマテラピーの醍醐味だと言えるのではないでしょうか。
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